スマホの検索結果が4件になる!?今後のSEOに与える影響を考えてみた
みなさん、SEOやってますか?
わたしは毎日Googleの検索結果とにらめっこしながら、順位の浮き沈みに一喜一憂する日々を送っています。
出勤中のスマホで自分のサイトの順位をチェック。
帰宅中も電車に揺られながら自分のサイトの順位をチェック。
…って、えっ!!
スマホの検索結果が5件しか表示されなくなってる!!??
ということで、今回は私自身が体験したGoogleの実験について紹介します。
モバイルの検索結果が4つに減らされるという噂
みなさん、こちらの記事はもうお読みになりましたか?
簡単にいえば、Googleがモバイルの検索結果で実験をしていて、5位以降は「もっと見る」をタップしないと見えないようにしているというお話。
5位以降は1.5ページ目的な扱いになるということですね。
もし実施されれば、4位と5位以下ではクリック率に大きな差がつくことになり、SEOの考え方も大きく変わることになりそうです。
それでは、もしスマホの検索結果が4位までしか表示されなかった場合、SEO業界にはどんな影響があるのでしょうか。
自分なりに考えた結果を書き綴っていこうと思います。
ビッグワードだけでは検索できない時代に?
現状のまま1ページ目の検索結果が4件になった場合、おそらく多くのキーワードでは、公式サイトかWikipediaしか表示されなくなってしまいます。
たとえば、「ラ・ラ・ランド」というキーワードで検索した場合、上位4位は公式・Wikipedia・映画.com・Yahoo!映画が表示されます。
これではあらすじや解説を知りたいユーザーのニーズには応えることができません。
そうなると、ユーザーが取るべき行動は2つ。
5位以降の「もっと見る」をクリックするか、複合キーワードを追加した再検索するかです。
難しいところですが、一定の検索リテラシーのある方であれば、複合キーワードを追加して検索しなおすと思うんですよね。
ということで、「ラ・ラ・ランド 解説」で再検索!
すると、ニーズにドンピシャの記事が出てくるようになりました。
これには二人も大喜びです。
つまり表示される検索結果が減れば、ビッグキーワード単体よりも、複合キーワードの検索需要が高まるのではないか!というのが私の予測です。
(全く関係ないですが、先日ようやく「ラ・ラ・ランド」を観て感動しました。まだ見てない方はぜひレンタルしてください!)
今のうちにロングテールSEOをやっておくべき?
複合キーワードの需要が高まるというのは、強いドメインを持たない我々にもチャンスが増えるということですよね!
今は検索流入数が少なくても、ニーズに特化した記事を増やしておけば、数年後にはどんどん流入は増えてくるかもしれません。
(大手が本気になれば、ロングテールこそ勝ち目ない気もしますが…)
普段何気なく流し読みしているニュースでも、こうして深読みすると、今後のSEO対策を考える上で役に立つこともあるのですね。
今回は自分のスマホで、実際に検索結果が5件しか表示されなくなったクエリを発見したことで興味を持ちましたが、今後もこういったニュースも考えて読むようにしようと思います。
普段PCでばかりSEO対策をやっているので、スマホ検索への意識をもっと強く持たなくては…!と感じました。
本日はここまで!みんな、SEO頑張ろうな!
「セッションよりも、ラ・ラ・ランド」